top協議会ニュース第4回総会 (2011.5.16)
 
突哨山運営協議会ニュース


突哨山運営協議会 第4回総会 議事録
平成23年5月16日(月)18:00〜 職員会館
 
協議事項
第4回総会では、次の事項について確認、検討しました。
1 2010年度の活動報告
2 2010年度の監査報告、決算報告
3 2011年度の活動計画(案)
4 2011年度の予算(案)
5 役員改選、および運営委員の公募
 
1. 2010年度の活動報告
 
経過 2010年 5月10日 総 会
    6月14日 第1回協議会
    8月30日 第2回協議会
    11月15日 第3回協議会
  2011年 2月21日 第4回協議会が行われました。
(1) 基本方針
主な活動では、トドマツの人工林「林業型施業区」内の間伐作業の終了(6ページ参照)、比布町側の遊歩道「ぴぴの路」の設置、採集についての問題の整理を検討、外来種のセイヨウオオマルハナバチ、アライグマについての対策を検討しました。
(2) 自然生態系の調査
樹木調査が2009年、2011年の2回にわたり行われ終了しました。また林業型施業区内の希少種調査も間伐前に実施しました。(7ページ参照
(3) 新ルートと各ルート名の検討
●「谷渡りルート(仮称)」の現地検討を10月16日に行いました。今年5月の春植物調査と、6月の希少種調査を経て、再度コースを検討し、開設を予定します。
●4月23日に比布町民を中心とした「ぴぴの路」の開設作業を行いました。
●「ぴぴの路」の名称にあわせて、既存のルート「木もれびの道」を「木もれびの路」へ変更しました。

【ぴぴの路 開設前、開設後の経緯】
4月14日、比布町、総務課含め7名で現地調査。
4月19日、突哨山の間伐材を道しるべに利用した。
4月23日、町民が中心となり、ぴぴの路開通作業を実施した。
5月 1日、カタクリフォーラム時に、町民20名によるぴぴの路の観察会を行った。
5月 9日、遊歩道の付近で希少種を発見し、コースの一部を変更する必要がでた。
5月10日、希少種を回避するようにコースの一部を変更した。
5月15日、比布町長ら5名がぴぴの路を視察した。
※また5月の広報ではぴぴの路が特集で紹介される。

(4) 市民、市民グループ、研究者の受け入れ
地元の団体や市外の団体の活動が21回行われました。
(5) 運営協議会、指定管理者、行政のパートナーシップ
協議会、総会に合わせて、3者協議を実施しました。
(6) 情報発信、普及活動
突哨山ガイドマップ第二版の編集作業と配布を行いました。第二版は写真、文章の追加、変更や「ぴぴの路」の掲載などを行い、指定管理者が5000部発行しました。配布先は8ページを参照
(7) 運営委員の公募
3月に公募を行い、旭川市、比布町から各1名ずつ委員が加入しました。
また昨年は公募を実施していません。公募のルールや時期、実施方法などを検討することになりました。現在1名、参加希望があり、次回の協議会からオブザーバーで参加することになりました。
正式な手続きは公募により行います。
(8) 北側区域の公園告示
旭川市の調べで、北側区域は都市計画決定された施設ではなく、また都 市計画区域外であるため、「都市公園」として告示ができないことが判明した。しかし、実質的に公園または緑地としての実体を有していることから、都市公園法と旭川市都市公園条例を準用することにより、都市公園(告示済み区域)と同様の取り扱いをすることになった。

2. 2010年度の監査報告、決算報告(資料9ページ11ページ参照
収入の部での決算額は運営募金が18,000円、2009年度の繰越金が14,095円、利子が4円あり、32,099円となりました。
 支出の部では協議会開催をお知らせするハガキの郵送費4,000円となりました。また監査により、適正に処理されていることが認められました。

3. 2011年度の活動計画(案)
(1) 基本方針の提言と実施計画
●今年から林業型施業区の間伐を開始したので、経過の記録、評価を毎年行い、今後の取り扱いについて検討、提言をする。
イベントなどでも間伐区域を紹介し、意見を集約します。
●外来生物対策および採集の問題
オオハンゴンソウ、オオアワダチソウについては防除をする。
セイヨウオオマルハナバチは旭川連絡協議会に協力して進める。
アライグマは旭川市に防除を要請し協力する形で進める。
●学習、研究目的の採集についての条例は検討課題とする。
(2) 市民参加の促進
現在予定している調査、観察会
 ・5月〜10月に毎月1回、野の花グループ(考える会)との共催で観察会の開催。
 ・近文第2小学校(もりねっと)への協力 
 ・国際家具デザインフェア旭川2011(同実行委員会主催)のまなびバス、里山歩き」(6月24日)
 ・教育大学岩見沢校の林業実習。
 ・コウモリ調査(6月?9月) オサラッペ・コウモリ研究所。
 ・稜線上と森林内部でのササ群落調査(7?8月) 突哨山と身近な自 然を考える会・ササ調査班(2003年の調査の継続)
 ・緑の回廊展に参加(6月18,19日) もりねっと、突哨山と身近な自然を考える会
 ・コウモリ観察会(7月?8月に2回程度) オサラッペ・コウモリ研究所。
 ・自然観察指導員対象のコウモリ観察会(8月13日) オサラッペ・コウモリ研究所が協力。

そのほかに子どもの野外体験や一般の人に関心を持ってもらうことを考える。突哨山の道案内役やガイド役の名簿作りも検討する。今年の5月黄金週間に開催した花案内人の継続も予定している。

(3) 新ルートの検討
●谷渡りルート(仮称)は5月14日に春植物調査、6月22日に希少種調査を行い、ルート、名称の確定を行う。
●比布町の林が見られる行き止まりの一本道についての詳細については今後検討していく。
(4) 比布町、男山酒造との連携
●4月に開設した「ぴぴの路」について、比布町と連携を進める。男山酒造とは課題が出てきた段階で考える。
(5) 情報発信、普及活動
●みどりの回廊展への参加やホームページ内の協議会ニュース、ガイドマップなどで発信を行っていく。
(6) フォーラム等の開催
●協議会が発足し4年、もりねっとが指定管理者になって3年目が経過した。これまでの活動の整理や課題などについてのフォーラムの開催を検討する。
(7) ベンチの必要性
●観察会、カタクリフォーラムなどに、休憩するためのベンチが必要ではないかと市民から意見がありました。
協議会では、一度何かを造ると次から次へと必要なものが発生し、きりがなくなるのではないかという意見もあり、今後、公園内の設備等についての方針を決める必要がでてきました。

※また、事務局からの提案で、協議会の中でグループ(例えば森林グループ、比布町グループなど)を作ってみてはどうか、次回協議会から検討していきます。


4. 2011年度の予算(案)(資料10ページ参照
  収入の部では運営募金一口1,000円、23名により23,000円、2010年度の繰越金28,099円の51,099円が予算になります。
支出の部では通信費のほか、フォーラムの開催などに充てることも考えています。

5. 役員改選および運営委員の公募
  昨年度に役員改選が行われたため、今年度はありません。任期は2年間。
 運営委員の公募については行うことになりました。時期は今年度の途中から募集するか、来年に延期するのか検討してく必要があります。
 
 
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