top協議会ニュース2012年度第4回会議 (2013.02.18)
 
突哨山運営協議会ニュース

突哨山運営協議会 2012年度 第4回協議会 議事録
平成25年2月18日(月) 18:30〜21:00 職員会館3号室
 

第4回運営協議会では以下の事項の活動報告と、議案について検討されました。

1.報告事項
打ち合わせと作業報告/主催・共催
※主催等の表記のないのは「運営協議会」が実施
●12月3日、10日 遊歩道の巡回/もりねっと
●12月4日 人工林現況把握調査/もりねっと
●12月8日 間伐体験―クリスマスツリーのおすそわけ―/もりねっと
●1月16日、17日 遊歩道の巡回/もりねっと
●1月17日 キクシ幼稚園 森遊び/もりねっと協力
●1月28日、2月15日 案内看板、ガイドマップ第四版の打ち合わせ
 
2.協議事項
1、人工林の間伐について
2、花案内人について
3、入山記帳ノートの意見について
4、ぴぴの路について
 
●イベント予定、告知
●次回、総会の日程
 
1、 報告事項
  ●12月8日の間伐体験〜クリスマスツリーのおすそわけ〜 
植えられて50年間放置された人工林を市民の手で間伐するイベントで、伐倒後は、こずえの部分を切り取ってクリスマスツリーとして持ち帰っていただきました。参加者は18名。グループに分かれ、それぞれ残す木と切る木を決めてノコギリで作業しました。参加者のほとんどが初めての体験でした。間伐の必要性や大変さ、楽しさが伝わったと思います。冬の企画として毎年実施していく予定です。
ツリーは、ブルーシートに包んで滑らせて下山。
女性一人でも楽に持ち運ぶことができました。
 
●案内看板、ガイドマップ第四版の打ち合わせ
旭川側の2ヵ所(突哨山口、カタクリ広場口)の看板の内容が古く、傷んでいるので、市の予算で建て替えます。比布町(村上山公園口)も町予算で同内容のものを同時に立てるので、計3ヵ所となります。設置は2013年4月〜5月に予定。詳しい変更点は別紙〈1〉
●ガイドマップ第四版について 
突哨山運営協議会は編集、もりねっとが発行します。4月に6000部を予定しています。
 
2、 協議事項
  1、人工林の間伐について
  人工林の現況調査の結果報告をしました。別紙〈2〉「2012年突哨山人工林表、突哨山人工林図面」参照。
間伐作業については、旭川市から指定管理者とは別に「もりねっと」が委託を受けています。予算規模から7年ほどかけて、約16haの間伐を行う見通しです。
 


2、花案内人ついて
  花案内人の概要が決まりました。
 
≪2013年 突哨山花案内人≫
募集期間:3月初旬から広報。4月11日(木)締め切り。
     新聞、広報、「もりねっと」ホームページで告知。
活動内容:ゴールデンウイーク期間中、突哨山の遊歩道で、来訪者に春の草花や樹木、突哨山の歴史などの説明を短時間していただく自然解説ボランティア。
募集対象:人とのコミュニケーションが好きで、突哨山の自然、歴史や魅力を紹介してくださる方。また、突哨山について学びたい方。
募集人数:30名
活動期間:2013年4月27日(土)から5月6日(月)の10日間のうちの任意の日。半日交替。
活動時間:午前10時から正午、午後1時から午後3時の交代制。
★事前に「室内講義」と「現地実習」を行い、本番に備えます。
室内講義:2013年4月14日(日)午前9時30分から正午
4月15日(月)午後6時30分から午後9時
会場は旭川市市民活動交流センター「CoCoDe」(旭川市宮前)
講義内容:春の花の種類や生態、森林との関わり、突哨山の歴史、ガイドの心得など
現地実習:2013年4月21日(日)午前9時から正午。
     研修場所は突哨山(国道40号線沿い突哨山駐車場集合)
     ※1、室内講義は2日間のうち、どちらか1回の受講が必要。
    ※2、過去2年間、花案内人の活動実績がある方は、室内講義の受講は省略できる。
※3、現地実習は全員必修。当日、都合が悪い方は日程を振り替える。
※4、花案内活動に参加されない方の室内講義もできる。

別紙〈3〉 2012年花案内人まとめ
 


  3、入山記帳ノートの意見について
  2012年1月から2013年12月までの入山記帳ノートにあった意見を報告しました。(別紙参照〈4〉)。
  
 ★報告した意見
 〈1〉谷渡りルートを秋限定コースにしては。(春は立入禁止という意味に近い)
 
谷渡りルートの開放直後の問題。
一時閉鎖して意見を集約するか、解放しながら集約していくか、議論があった。

★議論の末、遊歩道を開放しながら意見を集約することになった。春の谷渡りルートを多くの人に知ってもらうこと、こうした問題が生じていることを意識してもらえるような心がけが必要となった。5月の連休には、来訪者からアンケートを取るなどして意見を集約していく。

 
 ≪運営協議会の主な意見≫
 ⇒協議会は遊歩道設置の目的がしっかりしている。2年の調査も行い、こうした予想はあった。保全上、この遊歩道でカタクリ群落の壊滅はない。まだ開設したばかりなので、閉鎖せず、説明板を立てるなりして意見を聞いていくことが必要だ。

 ⇒カタクリは踏みたくもないし、踏ませたくもない人たちがいることがわかった。
3年間程、春は封鎖し意見を集約する期間を設けても良いのでは。踏みたくはないけど、遊歩道にした以上、道にはカタクリがないほうが歩きやすい。そこで、歩くのは夏と秋にして地面を固め、カタクリを抑えてみては。
  カタクリは他のルートでも見ることができるのだから。


※谷渡りルートを設置した目的は、多様な突哨山の環境を楽しむため、また一ヵ所、入山口が民有地のため利用されにくかった一部の遊歩道を手入れし、周回コースを作るためです。


〈2〉木もれ日の路、夏は草刈りをせず「養生のため閉鎖」はどうか。
  また、草刈り幅の問題。ササ以外の場所は狭い方が良い。
 ⇒草刈りは来訪者が安心して歩けるように、毎年2回は行います。ただ、木もれ日の路に関しては、来年度は刈幅を狭めて実施し、意見を聞きたいと思います。
  ササの場所は昨年同様1,8mほどの刈幅で行います。

〈3〉入山者のマナー改善をすべきでは。山菜、植物の採取が目立つ!
 ⇒来年度(2013年4月から5月頃)に新しい案内看板を設置します。
  この案内看板には禁止事項や新しい遊歩道などが掲載されています。

   
  4、ぴぴの路について
  ぴぴの路の課題
〈1〉比布町数名のボランティアに頼った形になり持続的な管理ではない。
〈2〉沿道の人工林が長年放置されている問題。少しずつ環境改善させていく必要がある。
 
 こうした課題について、比布町と「もりねっと」で遊歩道の管理および人工林の手入れについて相談をしています。
 町からの委託で、手入れの計画や作業のコーディネートを行い、町民参加の形で実行するという方向です。人工林の手入れ方針は旭川側に準じます。2月に現地打ち合わせを行う予定です。
   
●イベント予定、告知
・カタクリ広場の残材片づけ、3月末〜4月中旬
・花案内人室内講義、4月14日:午前9時30分から正午まで。
15日:午後6時30分から午後9時まで。
 ・花案内人現地実習、4月21日:午前9時から正午。
 ・カタクリフォーラム5月3日:午前10時から15時。
●次回→総会は2013年5月13日18:30〜
 
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