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遊歩道現地ルート調査
(2009.7.9)
平成21年度第1回会議
(2009.6.29)
 

 11月30日(月)、今年最後の突哨山運営協議会が行われました。
 今年の事業報告の後、自然の取り扱い方針、遊歩道のあり方についてなどの検討が行われました。
  重点的に話し合われたのは「森林全体の取り扱い基本方針」について。
 突哨山には造林地や、以前使われていた畑のための土取り場、スキー場としての利用もあった為、様々な植生が見られます。それを区分けして今後どう取り扱うかについて検討しました。
 
公園内に人の手を入れる事に関しては「公園内に休憩場所のようなものが欲しい」 という利用者からの声や、「人工物はなるべくないほうがいい」など、様々な意見がありました。
 遊歩道については、
●今秋、北ルートが市民によって整備された
●循環ルートを作成するため、来春カタクリの咲いている時期に改めて検討する
●ルートや交差点などの名前を公募する
などが話し合われました。
 また、内容を充実させた突哨山ガイドマップの作成、新たな委員の公募についても話し合われました。
 詳しい会議内容は下記をご覧ください。
  (赤字は会議内容報告です )
 
突哨山運営協議会 2009年度 第2回協議会
平成21年11月30日(月)18:30〜 職員会館
 
1.事業実施報告  
  旧ルート整備
植生調査
市民活動・研究の受け入れ
2.協議事項
  森林全体の取り扱い基本方針
遊歩道のあり方
ガイドマップの制作
公募ルール
木製看板設置
突哨山運営しくみの認知
 
1.事業実施報告   スライドにて説明
(1) 新ルート検討・旧ルート整備
●7月9日 協議会メンバー・もりねっとで、北ルートおよび旧旭川温泉ルートの代替えルートを検討。旭川温泉側は、仮ルートを設定し、来年5月にカタクリ群落を避けるため再検討。
●10月19日「突哨山の身近な自然を考える会」主催、もりねっと協力で「北ルート」の草刈り・支障木の除去作業。
地元の方も参加して作業を行った。
(2) 植生調査
●5月15日、6月9日、8月10日、10月6日に2m×2m草本調査
●10月8日 10m×20m樹木調査
(3) 市民活動・研究の受け入れ
●NHK市民講座、北大生の市民参加調査、教育大岩見沢校実習、自然観察指導員研修など
(4) ゴミの撤去調査
●9月17日に実施、市で見積もり中、何年度の予算に入れるか検討待ち
別紙資料をもとに説明。現地に車両が入れないため、ゴミの撤去は人力運搬。
 
2.協議事項
(1) 森林全体の取り扱い基本方針
●管理の区分け(ゾーニング)マップを公開、自然度の高さと天然・植林によって、保全・手入れなどを設定する。自然度の高さは、植生の多様性、森林の発達段階などを勘案。管理をどうするかの意志決定については協議会で行い、広く情報を公開する。実際に遊歩道を設置したり、手入れの作業をしたりする場合は、市民の参加を募ったり意見を聞いたり、それらをまとめて公開するなどしてゾーニングや管理に対する理解を広める。
自然度高い 原則として保全する。遊歩道の開設、環境教育での利用などは可能。広場を作ったり、人工物を置いたりすることは不可。
自然度中くらい 自然環境の推移にゆだねる。手入れは最小限にとどめる。遊歩道・休憩場所などの利用を行うことは可能。
自然度低い天然林 自然環境の推移を見守り、最小限の手入れを行う。
自然度低い植林地 木材生産の場でなく、多様な森林環境づくりを学ぶ場とする。手入れしない区域、自然に侵入した広葉樹を育てる区域など、見本林的な場所も設ける。
遊歩道周辺 上記の区分を尊重しつつ、利用者の安全のため最小限の手入れを行う。
●様々な動植物やそれを取り巻く環境としての自然全体と森林の取り扱いが混ざってしまっているので、分けて考えたほうがいい。
●樹木以外にも林床の植生や動物等の多様性もあるので、それらを含めて総合的に区分した方がよいのでは。
→●森林の取り扱いによって、林床への光量のコントロールができるため、森林=植生と考えた。(協議事項提案者)
●自然度によるランクづけは環境省などですでに用いており、その自然度とは別の区分であるから誤解を避ける意味で自然度が高い・低いとするのではなく、突哨山独自の分け方として、自然区分A・B・Cや、自然の豊かさが高い・低い、としてみてはどうか。
別紙資料の森林区分図に草地(現在ワラビとイチゴがたくさん生えている場所)がないが、この場所も特徴的なので図の中に入れた方がいい。
別紙資料の森林区分図と上記表の区分けが、必ずしも対応していない部分がある。
●区分けは保全や利用のためだけでなく、森林の状況を分かりやすく市民に示すためにも必要。植生調査について、今回の他にも過去の調査データがある為、それらの資料を見ながら森林区分図作りと上記表の区分けとの対応について今後検討する。
●表中、自然の保全指針と人の手による利用の基本方針(植林地の扱い・遊歩道・人工物など)が混ざって書いてあるので分かりにくい。
●自然状況区分・利用区分を合わせた考え方が必要。
●休憩場所・人工物などについて、どんなものか具体的に示してほしい。
●今後、カタクリ群落を維持していくにあたり、ササ刈りが必要になるかもしれない、という話題になり「ササ刈りをしたら男山公園と変わらなくなる。手を入れず自然のままにしておいた方がいい」との意見がでました。
●自然度の高・低で作業管理をきめるのは難しい。自然が豊かだから人工物は作らないとするのではなく、作る場所を決めてからその他の場所を保全した方がよいのではないか。
●森林全体の取り扱いの基本方針については、この案を見直し、再度検討していく。
(2) 遊歩道のあり方について
●入り口A、Bの往復しかなかったので、散策路としての魅力を増すため循環ルートとする
カタクリ群落の様子も見ながら検討したいので、来春改めて検討する。
  ●北ルートは既存ルートにない植生と魅力があるため、市民が整備した。公園区域に指定するよう市に要望
●入り口A側の循環ルートの確定作業と整備のスケジュール
(3) ガイドマップの制作  カタクリ時期、4月までに作成が目標
●6月に最低限の情報をのせたミニガイドを作成したが、これの内容充実版として、突哨山を歩きながら、情報を得られ楽しみがますような携行しやすいガイドマップを作成する。
遊歩道(ルート)、交差点、入り口の名前があると現地に行ったときに分かりやすいので、市民公募などで名前をつけたい。
(4) 公募ルール
●メンバーの任期、再任の方法、任免についてどうするか。
●2010年3月に、2名程度の協議会メンバーを公募する。
●男女各1名ずつを公募する。応募1名の場合男女どちらでも受け付ける。
●応募条件:突哨山の運営に興味のある人。旭川市か比布町に在住の人。(比布町の広報にのせて応募がきたら旭川市と調整?)
協議会発足当初は20名くらいの委員で運営した方がいいとの意見でした。
今後はより多くの方に突哨山の存在を広めるためにも、興味のある方には積極的に参加してもらい、毎年少しずつ委員が増えていくかたちにしてもいいのでは、との意見がでました。
どの程度まで会が大きくなるかは別として、来年は旭川市・比布町ともに2010年1月の広報に協議会委員募集記事を掲載し、公募することになりました。
(5) 木製看板設置
歴史・成り立ち・自然の特徴、協議会による運営、市民参加のことなどを散策路B入り口に掲示。
手作りの雰囲気のある木製看板とする。市民が突哨山で間伐した木も使用する。木材は冬季に伐採したものがよいため、来春までに間伐の体験を実施する。
次回検討
(6) 突哨山運営しくみの認知
●多くの観察会開催と広報活動により突哨山および協議会の認知をひろげる。保全と活用のバランスをはかるため、まずは自然を愛する人のすそ野を広げるようにする。毎月1回の定期開催にし、スケジュールを公開。参加状況を見ながらより一般的な人を対象にした、夏休み自由研究、木のぼり、自然写真撮影、等々の内容も検討。
●年間スケジュールをつくり広報する。
  突哨山の自然を知るための観察会(通年)
コウモリ観察会(夏)
間伐と木工体験(通年)
ツリーイング体験(木に損傷のない環境教育目的の木登り)
●ツリーイングに使うことのできる大径木があるかどうか分からないので、企画者に現地を見て判断してもらう。
●調査や観察会という言葉よりも「探検」にすると子供たちはより興味を持つので、イベント募集の時にはそういう点も工夫するといい。
●年間のイベント全てを指定管理者主催で行うのは大変なので、他の団体のイベントとも協力してスケジュールを組んでみてはどうか?
  ●「突哨山ファンクラブ」の設置
突哨山でのイベント告知が、過去の観察会参加者や関係者に行き渡るシステムが必要。観察会の参加者に同意を得て登録。新版ミニガイドにも申込み先を掲載する。
また、突哨山に関わる市民団体や協議会の情報などもお知らせする。
個人情報の管理は指定管理者。管理者が変わる際には情報を市に返還し、新しい管理者に引き継ぐ。
(要検討)
●イベントに参加しても、その機会だけで終わり次へと続かないケースが多い。イベント情報を送ることで、突哨山に継続して行く機会が増えるのではないか。
●携帯メールが普及しているので、手間と経費はそれほどかからずに実行できる予定。
夏休み自由研究について
突哨山の運営に、若い層の市民も引き込みたい。子育て世代を対象に、自由研究のテーマとなるような観察会を開催してはどうか。突哨山では、植生調査、コウモリなどの調査、植林地の間伐や木工、ゴルフ場反対運動から協議会設立までの歴史、遊歩道の整備(危険木の伐採や排水作業)、昔の農業廃棄物の処理などの活動があり、それぞれ小学生対象のプログラム化ができると思う。突哨山での自由研究の発表会や表彰をしてはどうか?多くの人に突哨山での活動を知ってもらうきっかけになり、森林環境教育のプログラムも充実するのでは?夏休み期間は1回につき15名程度、1日おきの開催で、10回程度開催したい。

会議資料
2009年9月17日公園内の放置されたゴミの調査PDFファイル
突哨山森林区分図PDFファイル
○次回協議会の予定
2010年1月25日(月)18:30〜
 
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