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突哨山運営協議会 2010年度 第1回協議会
平成22年6月14日(月)18:30〜 職員会館
 
協議事項
第一回運営協議会では、次の事項について検討されました。
1.新ルートの検討 2.人工林の取り扱いについて
3.ササの調査について 4.看板類の見直し、追加について
5.外来生物対策および採集の問題 6.イベント予定
 
1. 新ルートの検討
  ●周回ルートの新設について(資料1参照
 突哨山には現在、カタクリルート、扇の沢ルート、木もれびの道の3ルートがあります。過去にもう1ヶ所(旧旭川温泉から稜線までのルート)がありましたが、山麗の入り口付近が民有地のため、利用することが困難になっていました。そこで突哨山の多様な環境を楽しめるように、この旧旭川温泉からのルートの一部を活かした新しいルートを昨年から検討してきました。
協議会では、昨年7月と今年5月の2回の現地調査が報告され、検討した結果、新ルートを開設することが決まりました。
さらに検討経過では以下のことが議論され、決まりました。

・ 新ルートの仮称名は「谷渡り(ルート)」にする。
・ 新ルートの新設により、希少植物を多少つぶすことになるのではないかという意見が出され、ササやぶと春植物の境界付近を通るようにコースを設定する。
・ 協議会では新設を決めたが、緊急性があるわけではないので、市民からの意見を頂く期間を設ける必要がある。その方法は新聞や広報、プレスリリース、ホームページなどで公開し、事務局で意見を集約する。また、市民を募集して新ルートを歩くイベントも予定する。

●比布町側の出入り口および遊歩道について
過去に村上山公園付近から突哨山へと繋がるルートがありましたが、現在は出入り口付近が民有地のため、また道がわからなくなっているのもあり利用は不可能となっています。そこで、ルートを知っている方を同行し、7月に現地調査をすることになりました。

2. 人工林の取り扱いについて
●ゾーニング、森林管理の内容(資料2参照)。
突哨山の人工林はトドマツ、トウヒ、カラマツなどが39ヘクタールあ
り、全体の15%を占めています。ほとんどが間伐や枝打ちなどの手入れ
はされていなく、混み合っています。また風害、食害を受けた部分もあり
ます。こうした植林地とどう関わっていくかを議論しました。

・人工林の大半を「間伐、枝打ち等の手入れを行い、針広混交林に誘導していく」ことを基本にし、突哨山本来の自然植生に近づけるため、天然更新した広葉樹を優先的に生かし、最小限の間伐・択伐などを行うことに決まりました。(平成21年度第3回会議資料の《森林区分の特徴と取り扱いおよび利活用》参照)。
・また、訪れた市民に人工林のあり方や手入れなどが見られるように見本林的な設定も行います。その内容は、林業的な手法で森林を活性化させる場所(林業型施業区)や、全く人の手をいれず自然のなりゆきに任せる場所(未施業区)を設けて見比べることができるようにします。
・伐採・枝打ちについては市民参加を心がけ、市民の森林体験の場として活用できるよう、区画の設定や選木を先行させて行います。搬出は林床植生を痛めないよう、固雪の季節(3月ごろ)に行う。
・地形の関係で「林業型施業区」の設定範囲がクサビ形になってしまいましたが、広葉樹の誘導や林形を保つということをふまえて、設定範囲を変更する可能性があります。

3. ササの調査について
  ● プロットの新設、過去の調査の継続(資料3参照
ササの管理方針を決める参考にするため、ササとカタクリの勢力の推移を観察することができるプロットの新設を提案しました。また、突哨山と身近な自然を考える会のササグループと一緒に、過去に行った調査の引き継ぎもしていくことになりました。

・新設予定地は遊歩道の際にあることと、ササとカタクリの群落が衝突しており、目で見ても変化がわかりやすい場所ということで決定しました。

4. 看板類の見直し、追加について
  ●禁止板、案内板の見直しと番号表示板の設置について(資料4参照
遊歩道の開設や名称の統一などが行われ、ガイドマップも制作されま
した。それにより現在設置されている看板についても、内容の見直しが必
要となってきました。突哨山にある数種類の看板を、全て色合いやデザインを統一し景観に配慮することを提案しました。

・出入り口に設置された入山記帳台を見ていく人はごくわずかなので、もっと見てもらえるように「情報ボックス〜ガイドマップあります〜」等の名称に変更することになりました。
・独自に禁止マーク(動植物の採取禁止、ゴミのポイ捨て禁止などを記号で表記すること)を作ることで、出入り口の看板を1つに集約したらどうでしょうか、という意見もでました。
・突哨山口、カタクリ広場にある「入山者の心得」については東鷹栖森林愛護組合が解散したので、撤去すべきかどうかを旭川市森林組合へ連絡し、検討していくことになりました。
・案内板や案内地図を修正する予算処置については旭川市の調整が必要になりました。
・ガイドマップに表記された番号を遊歩道の際に番号表示版として設置することは決定しました。間伐材を利用し、ひざ、または腰の高さくらいに設置します。

5. 外来生物対策および採集の問題
  ●オオハンゴンソウ、セイヨウオオマルハナバチ、アライグマ対策
・旭川市市民生活部の「市民の企画提案による協働のまちづくり事業」に「突哨山の外来生物対策と市民向けの冊子作り」というテーマで応募し ています。
7月中に審査が行われます。選定されれば、市や関係団体と協力して取り組んでいく予定です。
 ※7月17日に審査が行われました。
 
 
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